12月11日に豊橋市民センター(カリオンビル)にて豊橋市主催の「とよはしまち想いミーティング #1」にCode for MIKAWAも共催させていただきました。
このイベントは「もしも、地元愛溢れる市民と、本気のITエンジニアが力をあわせたら、どんなことになるだろう!?」というお題のもと、まちの魅力を伸ばし、課題を解決するための具体的なアイデアを練り、実践してみるという内容になります。
10時からイベントはスタートし、まずは主催である豊橋市の産業政策課の方々から開会のあいさつ、イベント趣旨説明を頂いた後、名古屋工業大学の白松様よりオープンデータハッカソンの事例紹介を頂きました。
また、我らがCode for MIKAWAからも「Code for MIKAWA ともに考え、ともにつくる」というお題でうずらインキュベータの活動紹介などをさせて頂きました。
Code forの事例紹介や活動紹介が終わった後は、地域のために活動している、地元愛溢れる以下の4名の方にそれぞれの活動内容や課題を発表頂きました。
- 加藤正敏さん(みなと塾 代表) 「みなと塾の活動とデータの紹介」
- 三輪多恵子さん(豊橋創造大学) 「のんほいパーク盛り上げたい!」
- 鈴木邦典さん(IGHプロジェクト/イノチオホールディングス(株)) 「国産大玉トマト50t/10aを達成した栽培管理」
- 丸太雅靖さん(豊橋市 防災危機管理課) 「GIS ~Introduction to GIS~」
発表後は発表頂いた内容をふまえて自分が興味がある話題に分かれ、5つのチームができ、今回はアイスブレイクを兼ねて、ランチはチームごとに好きな飲食店に向かい、食事をとりました。
そして、ランチ終了後にアイディアソン、ハッカソンの流れでチームごとにグループワークを行いました。 皆さん、時間がない中、発表に向けて協力し合って作業を進めておりました。
ハッカソンの最中には、成果発表に備えて発表用資料をまとめているチームや、ペットボトルや紙コップなどを使って何やら工作を進めているチームもいました。
ハッカソン終了後はチームごとに最終成果発表を行いました。
以下にそれぞれのチームの発表内容を簡単にまとめさせて頂きます。
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みなと塾チーム 「六条潟・前芝のスゴさを世界に発信する!」 六条潟・前芝について熱くご紹介頂き、今後のロードマップとしてデータの整理から始め、HP公開やオープンデータ作成などを目標にあげて頂きました。 みなと塾の加藤さんの熱い思いに触れ、チーム全体がまとまっていました。 ロードマップに掲げたHP公開だけではなく、Code for MIKAWAがブラトヨハシ・ブラタハラでやっているような六条潟、前芝に関する記事をWikipediaに掲載し、Wikipediaタウンを目指す活動をするともっと周りから注目してもらえるようなまちづくりができるかもしれません。 今後の活動に期待したいです。
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イノチオチーム 「とれルンです」 良いトマトの重要な条件(要素)の一つとして色を掲げ、精度良く色のセンシングが行うための装置「とれルンです」を提案頂きました。 この「とれルンです」を使うことで、カメラだけだと撮影条件がバラバラになってしまうところを、条件を均一に近づけ、計測が難しい色のセンシングが可能になります。 今回のハッカソンでは、ペットボトルなどを使って実際に試作をされておりました。
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のんほい1チーム 「オシャ撮スポットによる若者ファンの獲得」 オシャレというキーワードをもとに若者を巻き込み、のんほいパークに注目が集まるような アイディアをいくつも出して頂きました。今後の目標としては、オシャレスポットの開拓・発掘、 インスタの活用、オシャレ発信の方法の検討を掲げています。 オシャレとは何なのかという定義が難しいところですが、今後の具体的な活動が楽しみです。
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のんほい2チーム 「SNS横断検索システム(仮)」 のんほいパークの情報を探すのに各SNSを一つずつ確認しなけらばいけない、一元管理ができないという現状の課題を上げ、その解決策としてSNSを横断的に検索することができるシステムを提案しました。 今後のロードマップとしては、システムの詳細設計から実装になります。
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ぼうさいチーム 「避難誘導ゲーム 君が市長だ!」 自分が市長となり、災害への事前対策を行った上で、実際に災害が発生した際のシミュレーションを行い、どれだけ被害者数を食い止めることができたかという結果を競うゲームを提案されました。 防災は普段の生活の中ではどうしても人ごとと思ってしまいますが、このゲームであれば災害への対策について興味を持ってもらい、気軽に考えていくきっかけになるのではないかと思いました。
そして、最後の締めに集合写真をみんなで撮りました。
今回の「とよはしまち想いミーティング #1」は30名を超える多くの方にご参加頂きました。
参加者のみなさんは地元とよはしのために何かできないかと集まって頂いた方たちばかりです。この地元愛溢れる皆さんとともに今後も継続的に活動することで、とよはしのまちづくりに貢献できるはずです。
Code for MIKAWAのメンバーも地域貢献につながる活動に協力でき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
次回開催もあるそうですので、興味のある方はぜひ一緒に参加しましょう!