「食べてみりん」の使い方のご紹介

こんにちは、豊橋技術科学大学 ユビキタスシステム研究室(大村研究室) 学部4年の宇野 葵です! 修士1年の中山先輩と学部4年の安森君とともに、豊橋商工会議所様が主体となって、我々技科大生もプロジェクトに手伝わせて頂きながら、「食べてみりん」というwebアプリケーションを8/4(火)に公開することができました!

この公開にあわせて、食べてみりんで使用しているデータをOpen Data HIGASHI-MIKAWAへオープンデータとして公開いたしましたので、ぜひご活用ください!

また、本記事の内容については、YouTubeの動画にもアップしていますので、ぜひ以下よりご覧ください!

食べてみりんとは

食べてみりんとは、豊橋の飲食店のテイクアウトやデリバリー情報をマップ上にまとめたwebアプリケーションです。 また、飲食店のSNSなどの投稿をまとめた掲示板や、豊橋のキッチンカー情報なども見ることができます。

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食べてみりんの使い方

食べてみりんは「ニュース」「カレンダー」「マップ」の3つの機能に分かれています。 以下より各機能について使い方をご説明します。
※本記事の画面は開発中のものです。

食べてみりん

ニュース

食べてみりんを開くと最初にニュースが表示されます。 ニュースでは豊橋の飲食店のSNSやブログなどから発信された情報を掲示してあります。

ニュース

ホットトピックでは、直近3日間でよく読まれている記事が表示されます。 最新のニュースでは豊橋の飲食店のSNSやブログなどからの情報を投稿時間の順に表示しています。

記事をタップすることで記事の詳細を開くことができます。

ニュース詳細

記事の詳細からニュースチャンネルへ飛ぶことができます。ニュースチャンネルではその店舗のSNSやブログが発信している情報を一覧で見ることができます。

ニュース詳細からニュースチャンネル

まだニュースにSNSやブログの登録をされていない場合、飲食店の方であれば登録を申請することができます。店舗追加(+)ボタンをタップすることで登録フォームに遷移しますので、そこから申請をすることができます。お店のPRにもつながりますので、新規のご登録をお待ちしております。

ニュース追加

カレンダー

カレンダーでは月ごとにキッチンカーの出店情報を見ることができます。 カレンダーではリスト表示とマップ表示キッチンカーがいつ、どこで出店するのかを見ることができます。

リスト表示、マップ表示ともに最初に表示されるイベントは現在の日程以降に行われるイベントとなっております。

リスト表示では日付順で表示されているため、いつ開催されるのか分かりやすくなっています。画面上部の”〇月”という部分をタップすることで、今の月の前後のイベントを見ることができます。

カレンダー

マップ表示ではイベントがどこで開催されるのかを分かりやすく見ることができます。

IMG_1922

イベントをタップすることでイベントの詳細を見ることができます。

カレンダー詳細

各イベントにタグがつけられており、検索ではそのタグで絞り込むことができます。検索状態はリストとマップ間を移動しても保持されます。

IMG_1949

マップ

マップでは、飲食店のテイクアウトやデリバリー情報などを地図上で見ることができます。

テイクアウトとデリバリーは、マップ上ではそれぞれカバンと車のアイコンで表現されます。テイクアウトを行っている店はカバンのアイコン、デリバリー両方行っている店は車のアイコンとなっています。

マップ

マップ上のピンをタップすると選択状態になります。選択状態では、吹き出しに店名と営業時間を、画面下部には現在地からの距離とお店の紹介文、紹介写真が表示されます。 画面下部をスライドまたは、左右ボタンをタップすると現在地からの距離の近い順で店舗を切り替えることができます。その際には選択されている店舗が地図上の中心になるように表示されます。

吹き出し部分、または画面下部のボタンをタップするとその飲食店の詳細を見ることができます。

マップ詳細

吹き出しの店名や画面下部の紹介をタップするとこのような詳細が表示されます。 “ルートを表示する”をタップするとGoogleマップを開き、現在地からスポットまでのルートを表示してくれます。

画面右下の矢印マーク(現在地)をタップすると以下の選択肢が表示されます。 “現在地周辺の店舗を再検索”は現在地からの距離順でスポットを再検索をしてくれます。 “選択した店舗を中心に現在地を表示”は選択状態にあるスポットと現在地を画面内に収まるように拡縮してくれます。これは現在地とお店の位置関係を確認するときに便利な機能です。

マップ現在地から検索

マップ表示のときに右上のリストまたは右下のリストアイコンをタップするとマップ情報がリスト形式で表示されます。また、リスト表示のときに右上のマップまたは右下のマップアイコンをタップするとマップ表示に戻ります。

マップリストビュー切り替え

リスト表示では最初は距離順で表示されています。 距離順で並んでいるときに上面中央にある”名称順”をタップすることで50音順に並び替えてくれます。名称順で並んでいるときに”距離順”をタップすることで距離順に戻ります。

ソート

スポットを選択状態で”リスト”ボタンをタップするとリスト表示に切り替え、該当のスポットまでスクロールしてくれます。また、リスト表示のときにスポット詳細を表示すると”マップで見る”というボタンがあり、そこをタップするとスポットが選択状態でマップ表示へと切り替わります。

選択状態の切り替え

次に検索についてです。 検索では、”検索ワード”、”店舗所在地エリア”、”料理ジャンル”、”販売方法”でスポットを絞り込むことができます。

料理ジャンルは和食や中華などの料理の種類から選択することができます。店舗所在地エリアは中学校区で絞り込むことができます。 販売方法は、店舗販売やデリバリーのほか、電話やネットでの予約などの項目で絞り込むことができます。

検索画面

検索ボタンを押すと、設定した条件で絞り込むことができます。以下のように、何で検索したのか、何件ヒットしたのかがわかりやすく表示されます。 また、この状態でリストボタンを押した場合、検索状態は保持されたままリストに切り替えることができます。

検索結果

食べてみりんではまだ登録されていない店舗を飲食店の方が追加申請することができます。左下の店舗追加ボタンをタップすることで登録フォームに遷移しますので、そこから申請が頂けます。お店のPRにもつながりますので、新規のご登録をお待ちしております。

マップ追加

多言語対応

豊橋市内には多くの外国人の方が住んでいますので、ポルトガル語などの多言語に対応いたしました。
右上の地球儀をタップすることで言語を選択することができ、記事の内容やマップの情報など自動で翻訳してくれます。

language

最後に

以上が、今回作成した食べてみりんの使い方になります。

また、食べてみりんでは、利用者の方からのアンケートへのご回答をお待ちしております。 左上のメニューバーをタップすること、アンケートフォームに遷移しますので、そちらよりお答え頂けます。 私たち開発者にとっての励みになるだけでなく、大学での研究や今後の改善に生かすことができるため、ぜひご協力をお願いいたします。

アンケート赤枠

豊橋の飲食店情報を探す際には、ぜひ食べてみりんをご活用ください!

・食べてみりん
https://tabetemi.jp/

豊橋の飲食店を応援する「食べてみりんプロジェクト」のご紹介

こんにちは、豊橋技術科学大学 ユビキタスシステム研究室(大村研究室) 学部4年の宇野 葵です!
修士1年の中山先輩と学部4年の安森君とともに、豊橋商工会議所様が主体となって、我々技科大生もプロジェクトに手伝わせて頂きながら、「食べてみりん」というwebアプリケーションを8/4(火)に公開することができました!

カバー画像

この公開にあわせて、食べてみりんで使用しているデータをOpen Data HIGASHI-MIKAWAへオープンデータとして公開いたしましたので、ぜひご活用ください!

また、本記事の内容については、YouTubeの動画にもアップしていますので、ぜひ以下よりご覧ください!

「食べてみりん」とは

食べてみりんとは、豊橋の飲食店のテイクアウトやデリバリー情報をマップ上にまとめたwebアプリケーションです。 また、飲食店のSNSなどの投稿をまとめた掲示板や、豊橋のキッチンカー情報なども見ることができます。

マップアプリケーションというものはスポットのデータを多く取り扱うためデータの更新を怠ってしまうケースが少なくありません。そこで、食べてみりんのテイクアウトマップではデータの運用面を特に重視し、データの更新を簡単に行えるようにすることで、継続的に更新するための運用体制作りをしました。

食べてみりんプロジェクト

食べてみりんプロジェクトは、豊橋市内のテイクアウト・デリバリーを中心とした飲食店の情報を統合化し、まちのオープンデータとして発信することを目的とするプロジェクトです。

現在、以下のサイト、冊子の運営者様よりデータ提供のご協力を頂き、情報を統合編纂しています。

本プロジェクトでは以下の団体の皆様にご協力頂き、オープンデータ化の実現を目指しています。 今後も有志によって継続的に更新していく見込みです。

主催

協力者

技術サポート

主催の豊橋商工会議所様、協力者の皆様、そして技術サポートをしてくだったウェブインパクト様、ありがとうございます!

背景

現在、世界規模で蔓延している流行り病の新型コロナウイルス。ここ愛知県でも、4月16日から緊急事態宣言の対象となり外出を控えるように生活してきました。5月25日に緊急事態宣言が解除されたものの油断はできない状況です。

そんな中で特に打撃を受けているのが飲食店です。外出を控えたことによって自宅での食事が多くなり、外食をする機会が減りました。

そういった飲食店さんを応援するために私たちができることとして、飲食店のテイクアウトやデリバリーの情報、SNSで発信している情報などをまとめて公開することで、多くの人に豊橋の飲食店のPRすることができそれによって町が活性化するのではないかと考えました。

ミーティング風景

週に一度、ウェブインパクト社でミーティングを行いその週やることなどを話し合いました。 基本的な作業は自宅で行い顔を合わせる回数を減らし、ミーティングでもしっかりとマスクをしてコロナ対策も行いながらの作業でした。

作業画面

項目定義

まず、マップのデータを作るにあたって最初に行った項目定義について話していきます。

項目定義とはどんなものかというと、まず、どのような項目のデータが必要かということを考えます。そして、その決めた項目を文字列や数値などどのように表記するかを決める作業です。 今回のアプリでは情報元となるデータが複数あるので、それらを一つにまとめる際に項目定義は重要になってきます。

食べてみりんでは、以下のデータを使用させていただいています。

東三河食べ支えプロジェクト@豊橋(webページ)とHANAMARU PLUS 6月号(冊子)は基本的には同じデータです。 しかし、冊子にはメニューも記載されているため、その情報もwebページを補う形で組み入れました。

また、項目定義では、

なども参考にさせて頂きました。

項目定義の手順は以下のようになります。

1. 項目の列挙

以下のデータの項目の全てを1つの表に列挙します。

2. グルーピング

列挙した項目を比較しひとまとめにできそうな項目をグルーピングしていきます。

3. 項目の選択

グルーピングした項目の中でテイクアウトマップとして必要な項目と不必要な項目で分けます。

手順としては単純なように見えますが、上記のデータの項目全てを列挙しグルーピングするとなるととても大変な作業となります。 しかし、このように使用する項目をあらかじめ定義しておくことで今後の開発をスムーズに進めることができます。

データ作り

次に、実際に使用するデータを作成していきました。

元となるデータの作成

使用データは以下のサイトの運営者様よりデータ提供のご協力を頂き、情報を統合編纂いたしました。

”豊橋商工会議所 食べて応援!プロジェクト掲示板”のデータについてはスプレッドシートで管理しているので、そのデータを使用しました。

”株式会社フェニックス・はなまるプラス 東三河食べ支えプロジェクト@豊橋”についてもスプレッドシートで管理しているデータがあったのですが、そちらのデータは少し古く、webページのデータが最新版でした。 そのため、最初にwebページから1つのスプレッドシートに落とし込むという作業をしました。

また、(先述の通り)東三河食べ支えプロジェクト@豊橋(webページ)とHANAMARU PLUS 6月号(冊子)は同じデータですが、冊子にはメニューが記載されているので、その情報も冊子から組み入れました。

データ作りをする際、住所の正規化ということを行いました。 住所の書き方というのは人それぞれです。正規化では、その表記方法を揃えることで、データとして使いやすくします。

住所の正規化については、まずCode for Sabae代表の福野泰介さんがIMI住所変換コンポーネントをESモジュール化したツールを活用させて頂きました。

IMIコンポーネントツール ESモジュール版

こちらのツールに関しては、福野さんが以下のブログ記事にまとめて頂いています。

IMI住所変換コンポーネントをESモジュール化、まずはざっくり正常系だけ動作するβ版を公開

まずは上記のツールに住所を入れ、住所内の都道府県、市区町村、町名、丁目、番地、号の各項目を適切に分解しました。そして、政府CIOポータルが出している標準ガイドラインの住所フォーマットにあわせて、分解した住所の各項目を当てはめて、住所の正規化を行いました。

行政基本情報データ連携モデル – 住所

データの統合

次に、データの統合についてです。

データの統合では、先ほどの項目定義で必要と判断されたデータを取り出していきます。基本的には互いのデータから足りない部分を補いながらデータを埋めていきます。

似たような項目については、どちらのデータを優先して使用するか検討をしました。

まず、所在地についてです。緯度経度、店舗所在地エリアといった情報は、事前に正しいことを確認できているデータを優先して使用しました。

電話予約可やデリバリー対応、予約必須などの情報では、元データにはそのような項目がなく、紹介文や一言の中に一緒に書かれている状態でした。なので、紹介文などから読み解けるところについて取り入れました。

料理ジャンルについては単純には当てはまらなかったり、そもそも体系だってないといった問題がありました。なので、料理ジャンルを体系だったものにするべく、新しく料理ジャンルのマスタを作り直しました。 さらに、コロナ収束後のことも考え、本来のお店のジャンルに沿うように、付け直しました。

また、最近ではコロナの情勢が少し落ち着いてきているということもあり、テイクアウトを止めてしまっている店舗もいくつかありました。そういったデータに関しても掲載を取りやめるといった訂正を行いました。

データの作成や統合では、データを補い合うだけではなく、主にどちらを使うか、新しいものを作る必要があるかといった検討の問題が多くありましたが、何とかデータを作成することができました。

今回は豊橋市にある3つの媒体をもとにデータを統合しました。データの統合作業を通して、アプリケーションで使えるようにするためにはフォーマットを整えることがとても大事であることを再認識いたしました。
Code for Japanでは「OPEN EATS JAPAN」という飲食店情報をオープン化し、広く社会で共有するためのプロジェクトが立ち上がっています。市という枠組みだけではなく全国的にこのような動きがあるため、その動向についても注目していきたいと思います。

OPEN EATS JAPAN – Code for Japan

運用フローについて

ここからは食べてみりんのデータの運用についてです。 地図情報はいかに継続的に更新できるかということがとても大事になってきます。そのため、データ運用の流れを決め、自動化できるところは自動化し、手動での作業を減らすことで継続的に更新できるを体制づくりをいたしました。

まず、食べてみりんで管理しているデータは以下の3つとなっています。

  • 台帳
  • オープンデータ用
  • 食べてみりん登録用

台帳は提供してくださったデータを1つに集約したもの、 オープンデータ用はその中からオープンデータとして外部に公開してもよい項目のみに整理したもの、 食べてみりん掲載用はその名の通り、食べてみりんで公開する情報をまとめたものになります。

次に、食べてみりんでのデータの流れについて順番に説明していきます。データの流れは大まかに以下のようになっています。

データフロー_ブログ用

① 台帳へのデータ登録

マップ上のデータは先ほどの”データ作り”で統合したデータを台帳に登録します。それ以外のデータを新規で登録したい場合は登録フォームに入力することで、新しく台帳に登録されます。

② 関連シートの自動更新

台帳に更新が入ると、自動的にオープンデータ用と食べてみりん登録用のシートのデータが自動的に更新される仕組みにしています。

データの登録と更新については手動だととても手間がかかる作業です。地図の更新ができなくなる原因の一つとして、データが多く更新の手間がかかることが挙げられます。食べてみりんでは、webアプリケーションとして公開するデータに加え、オープンデータとして公開するデータも管理する必要がありますが、上記の関連シートの自動更新の仕組みは作業量を一気に減らしてくれます。

③ 食べてみりんへの登録と台帳への反映

まず、データを食べてみりんへの登録を行います。②で自動生成した食べてみりん登録用のcsvファイルを管理画面でインポートし登録します。また、その際には該当の飲食店の画像データも一緒にアップロードして登録します。

csvファイルのインポートと画像のアップロードが終わった後、管理画面で登録されているデータをcsvファイルでエクスポートし、その中から画像データを台帳へと反映します。画像データはスプレッドシートで取り扱うためには保管場所のURLが必要となってきますが、上記の作業によって画像も含めたデータを台帳で管理することができます。また、台帳を更新することでオープンデータ用のスプレッドシートも更新されるため、画像データもオープンデータとして公開することができるようになります。

④ オープンデータの公開

②で作成したオープンデータ用フォーマットから公開用のスプレッドシートにGoogle Apps Scriptを用いて書き出しています。書き出されたスプレッドシートは、 Open Data HIGASHI-MIKAWA で公開されます。公開するデータは他の人が編集できないよう閲覧権限のみとなっております。 公開用のスプレッドシートの記入も自動で行ってくれるので、マップの情報だけでなくオープンデータも簡単に更新できるような仕組みになっています。

公開されたオープンデータは以下のURLよりご確認頂けます。

以上が食べてみりんのデータの流れとなっています。多くのデータ操作を自動で行うことにより、管理しているデータやオープンデータの更新の手間を減らすことができます。このような流れ・仕組みを作ることで、継続的なデータの更新や追加ができるようになっています。

食べてみりんの紹介

ここからは、上記のデータを利用した「食べてみりん」の概要をご紹介します。

食べてみりんでは、主に「ニュース」、「カレンダー」、「マップ」の3つの機能があります。

ニュース

食べてみりんを開くと最初にニュースが表示されます。 ニュースでは登録されてある豊橋の飲食店のSNSやブログなどから発信された情報が掲載されています。

ホットトピックでは直近3日間でよく読まれている記事が表示されます。 最新のニュースでは豊橋の飲食店のSNSやブログなどからの情報を投稿時間の順に表示しています。

記事をタップすることで詳細を見ることができたり、お店の記事一覧を見ることができます。

ニュース

カレンダー

カレンダーでは月ごとにキッチンカーの出店情報を見ることができます。 キッチンカーはお店とは異なった場所で出店することが多いので、キッチンカーがいつ、どこで開催されるのかを知ることができます。

リスト表示では、イベントが「いつ」開催されるのか、 マップ表示では、イベントが「どこで」開催されるのかが分かりやすくなっています。

カレンダーリスト&マップ

マップ

マップでは、飲食店のテイクアウトやデリバリー情報などを地図上で見ることができます。

テイクアウト対応がカバンのマーク、デリバリー対応が車のマークとなっています。 テイクアウトやデリバリーの情報はもちろん、店舗の詳細情報も確認することができます。

マップ

以上、食べてみりんのご紹介をしました。 より詳しい内容や使い方については別の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください。

最後に

今回の「食べてみりん」では、豊橋市内の飲食店の情報を簡単に知ることができるwebアプリケーションとなっております。

特に、データの更新について手動で行う部分を減らし手間を最小限にすることで継続的に更新できるような体制が整っているので、長期的に更新をしていくことができます。

ぜひ「食べてみりん」をご活用頂き、外食があまりできない中でもテイクアウトやデリバリーなどで豊橋を盛り上げていきましょう!

そして、豊橋商工会議所様、技術サポートをしてくださったウェブインパクト様、ご協力いただいた皆様に重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

開催報告:2020/1/26 さくらのクラウドでLoRaを見る会 キックオフ

概要

  • The things networkとLoRaを使って豊橋にオープンなIoTネットワークを試験的に構築
  • 課題を解決するアイディアを形にするためにイベントを実施

イベントページ: https://uzura.doorkeeper.jp/events/99254

LoRaを見る会_チラシ_20200120

どんなことができる?

エリア内なら市販のLoRaエッジデバイスを利用することでだれでもサーバにデータをアップロード可能になります。 従来のIoTには個人で回線契約を行い通信料も負担する必要がありました。LoRa WANを用いると、通信にコストを掛けずにIoTデバイスを構築できるため、個人で活動する人であっても手軽にIoTを構築することが可能になります。

そのため、LoRaを利用したIoTによって東三河の課題を住民で解決し地域をよりよくできると考えています。

ゲートウェイの設置

豊橋サイエンスコアの屋上にゲートウェイを設置しました。

0. 準備

まず、ゲートウェイの設置に向けて準備をしました。

  • 設置に必要な物品の選定
  • ゲートウェイとルータ間の配線方法・経路
  • ゲートウェイの電源確保
  • 設置方法の検討
  • 設置場所の交渉

1. 設置場所の下調べ

ゲートウェイはサイエンスコアの屋上に設置しました。 屋上でゲートウェイの設置に適した場所を複数箇所を比較して設置場所を検討しました。

設置場所選定のポイント

  • 周囲が開けている:エアコンの室外機などで電波が遮られないような場所を選ぶ
  • 高さがある:高い方が遠くの電波が届きやすいため
  • 取り付けやすい:豊橋は風が強いので、ゲートウェイが風で飛ばされないようにしっかりと取り付けられる場所を選ぶ

いくつかの設置場所でボックスの安定性を確認しています

IMG_8817

ケーブル配線の経路確認 IMG_20191221_144213125

2. ゲートウェイの設置準備

安全に取り付け工事を行い、風で飛ばないように設置する方法の検討、工事日程の調整、作業の流れの確認を行いました。

取り付け場所を下から見ながら配線方法を共有 ゲートウェイの設置準備

取り付け機器を見ながら、作業の流れ、取り付け方法を確認 設置工事の確認作業

3.ゲートウェイの設置工事

ゲートウェイの設置工事の流れ

  1. LANケーブルの敷設
  2. 防水ボックスの固定
  3. 防水ボックスへのLANケーブルの配線
  4. 防水ボックス内の配線作業:LANケーブルをカシメて、PoEインジェクタ、PoEスプリッタ、ゲートウェイを接続します。
  5. ゲートウェイの設定

ゲートウェイボックスにLANケーブルを通している様子 ゲートウェイの取り付け

サイエンスの屋上からルータまでの配線 LANケーブルの配線

ゲートウェイの設定:LoRaゲートウェイにIPアドレスを設定しています GW設定

設置したゲートウェイ IMG_20200119_125258105_HDR

ゲートウェイから二川方面の長め IMG_20200119_131045260_HDR

ゲートウェイの中身 IMG_20200119_131056828_HDR

4. 動作確認

ゲートウェイ設置場所からのパノラマ360度画像(クリックで拡大します) IMG_20200114_164358616

豊橋市役所展望台との通信実験

豊橋市役所とサイエンスコアはお互いに目視では見つけられませんが通信できました。直線距離で約6km離れています。 IMG_20200206_110730573_HDR

ゲートウェイから見た豊橋市役所の方向 IMG_20200206_133056620_HDR

5. 通信エリア調査

バイクの後ろにLoRaエッジデバイスを取り付け、デバイスから番号をThe things networkにアップロードします。 同じ番号をRaspberry Piにも有線で送信し、番号とGPSの情報を紐付けて保存します。The things networkとRaspberry Piに保存したデータを照らし合わせることで、送信可能場所を見つけます。

実験用車両 IMG_20200125_115947457_HDR

エリアマップ 86344851_511827723076634_1200402531272884224_n

ワークショップ

あいさつ・趣旨説明

あいさつ

テクノロジー紹介:LoRaの紹介・アプリケーションでの活用

LoRa、The Things Networkを用いたLoRa WANについての紹介と使い方説明、LoRaの利用事例、LoRaゲートウェイの設置作業についての紹介を豊橋技術科学大学 村井 宏輔、Code for MIKAWA 辻 大地が行いました。

Fig22

ポイント

  • LoRaは長距離通信規格で、データ量は少ないけど長距離届くよ
  • LoRaでエッジデバイスからゲートウェイに送信したデータをインターネット経由でThe Things Networkのサーバに送るよ
  • The Things Networkでは受け取ったデータの蓄積・転送、ゲートウェイやエッジデバイスの管理をするよ
  • エッジデバイスで送信したデータをクラウドで表示できたよ!お弁当販売の残数カウントできるよ

LoRaの紹介

センシングの世界

LoRaを用いたインフラ診断の最新研究について豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 准教授 大村 廉 准教授から講義していただきました。

ポイント

  • 研究の視点からは無線局免許、無線従事者免許不要で実験できるのは研究しやすくなり、LoRaの魅力
  • ほどよく電波が届き、省電力なのでLoRaを選んだ
  • デバイスの設計時の工夫についてお話をいただきました。

大村先生

社会実装の世界

LoRaをIT農業に利用するテーマで株式会社IT工房Z 沖 光芒 様にお話をいただきました。

ポイント

  • ビジネスの視点からはLEDなどを取り外した省電力ボードが欲しい(注釈:LoRaデバイスではLEDが消費電力の大半を利用する)
  • 実際のビジネスでは利用場所がLoRaのエリアかどうかがわからないので可視化したい
  • ゲートウェイの設置費用は誰が負担するのかがネック

LoRaの社会実装

スポンサー

今回はさくらインターネット様にスポンサーとして協力いただきました。さくらインターネットのサービスについて、シビルテックに使えるさくらのサービスについてお話いただきました。 なんと!今回はさくらのクラウドの20000円クーポンを頂戴いたしました。これを利用して、さくらのクラウドとThe Things Networkを連携してアプリ開発を行います。

さくらさん

LT枠

きゅうりの小池さん

AIを使ってきゅうりの大きさ選別を行っている小池さんから農業でのIT活用、ビニールハウスでのネットワークについて教えていただきました。

小池さんLT

技術系漫画家 見ル野さん

技術系漫画家として著名な見ル野さんから、世界初のオープンデータ漫画 『まち想い!シブすぎオープンデータ&どすごいシビックテック』についての紹介をいただきました。

Comic_Title

漫画はこちらから読めます。
https://uzura.org/archives/2396

トヨらぼ 東さん

豊橋市を拠点に活動する学生エンジニアコミュニティトヨらぼの東さんから活動内容の報告と豊橋をよりよくする活動についての紹介をお話いただきました。 トヨらぼのLT

ハンズオン

ハンズオンはクラウド側のアプリチームとエッジデバイスのハードウェア側のセンシングチームに分かれて行いました。

LoRaハンズオン

アプリハンズオン

The Things Networkにエッジデバイスからアップロードされたデータをさくらのクラウドで利用する方法を習得しました。 LoRaアプリハンズオン

センシングハンズオン

センシングのハンズオンではArduino内臓LoRaデバイス dragino LoRa dev miniを用いて、温度湿度センサの値を読み取り、LoRaを介してThe Things Networkにアップする一連の作業を行いました。 そのあとは、用意した照度センサ、超音波せんさ、傾きセンサ、人感センサなどを自由に利用してプログラムをしていました。 途中で、USBシリアルICのCH340がHigh Sierraで利用できない問題があって苦戦しましたが、なんとか全員動作することができ、LoRaエッジデバイスについて理解を深めました。

センシングハンズオン

 アイディア発表・マッチング

最後に利用したセンサやどんなことがしたいのかを発表しました。

集合写真

2019/12/14 おにどこデータソン 開催報告とお礼

2019年12月14日(土)に「おにどこデータソン」を開催いたしました。
このイベントは豊橋市の後援を受けて実施しています。

おにどこデータソンとは

チラシ表PNG

データソンとは、WikipediaやOpenStreetMapなどといったオープンデータを作成、編集するイベントです。
オープンデータとは、だれもが制限なく利用できるデータのことを言います。
中でもWikipedia(インターネット上の百科事典)やOpenStreetMap(だれでも自由に使える地図)などは、だれもが利用できるだけでなく、新しく書き加えたり編集したりすることもできるという特徴があります。
多くの人が編集に参加することで、より多くの人が豊かなデータを活用できるようになります。

おにどこデータソンに関しては、Asturio Cantabrioさんが素晴らしい記事を書いてくださいました!
以下のURLよりぜひご覧ください!

今回のおにどこデータソンでは、愛知県豊橋市で毎年2月に行われる祭り「豊橋鬼祭」にゆかりのある地域のデータを作成・編集しました。
豊橋鬼祭は豊橋市の安久美神戸神明社の例祭で、およそ1000年にも及ぶ歴史を持ちます。
祭りのメインイベントである「赤鬼と天狗のからかい」では、神明社で赤鬼と天狗の戦いの様子が演じられます。
戦いの後、赤鬼と天狗はその神明社の周りの町を何時間もかけて走り回ります。このとき、赤鬼は走り回りながら白い粉とタンキリ飴をまきます。
この粉を浴び、タンキリ飴を食べると厄除けになると言われています。

この鬼祭で走り回る赤鬼と天狗の位置が分かる、「おにどこ」というアプリが開発されています。
Code for MIKAWAもアプリの実証実験に協力しています。

おにどこデータソンの成果は、このアプリ内で活用されます。
アプリ内の地図がOpenStreetMapをベースにした見やすくて地域のデータが充実したものになります。
またアプリ内にWikipediaの関連する記事へのリンクを貼り、アプリを使った人が地域のことをより詳しく知ることができるようになります。
wikipedia連携イメージ図 ※開発中の為、画像はイメージです。

おにどこデータソンは安久美神戸神明社の儀式殿の一室で、朝の10時から行われました。

2019-12-14 おにどこデータソン かんた (2)_R

講義

最初にCode for MIKAWAの木村より開催のあいさつや、その日の流れの説明を行いました。

次に安久美神戸神明社の宮司である平石様より、神社と鬼祭の歴史についてご説明を頂きました。
神社と鬼祭の歴史説明の様子

つづいて是住久美子さんよりWikipediaの編集に関して説明して頂きました。
是住さん Wikipediaを編集するイベント「ウィキペディアタウン」についての話や編集にあたって注意が必要な著作権についての話など、分かりやすく説明して頂けました。

つづいて坂ノ下勝幸さんからOpenStreetMapについて説明して頂きました。
坂ノ下さん 多くの人が地図作りに関わることの意義について分かりやすく説明して頂けました。

最後におにどこのアプリ開発を行っている山下より、おにどこについての説明が行われました。 山下

その後、昼食をとりながらチームビルディングを行い、Wikipedia編集チームとOpenStreetMap編集チームに分かれました。

フィールドワーク

午後からは、神社や鬼祭にゆかりのある所を実際に歩いて見て回るフィールドワークです。

安久美神戸神明社の平石様や、豊橋市美術博物館の増山様からその地の歴史について説明してもらいながら、いつもと違った視点で町を見て回ります。
OpenStreetMap編チームは後で地図に描きこむために、どこに何があるかしっかりメモや写真をとります。
フィールドワーク フィールドワーク2

編集の様子

安久美神戸神明社に戻ってきて、取材した内容をWikipediaとOpenStreetMapにまとめていきます。

wikipedia編集 OSM編集

一通り編集が終わったら、成果発表です。

Wikipediaの成果

Wikipediaの成果としては、「豊橋鬼祭」の記事を新規作成、「安久美神戸神明社」の記事への加筆を行いました。

どちらの記事も非常に充実したものになりました。

OpenStreetMapの成果

OpenStreetMapの成果としては、安久美神戸神明社、豊橋公園、素戔嗚神社、談合神社の地図を編集しました。
また大石灯篭、秋葉神社、八幡宮跡地の周辺の地図を編集しました。

イベント前とイベント後でOpenStreetMapに登録された地物のデータを可視化したものが以下の図です。

o2doko-osm-export_2020

また、以下のリンクからも実際にご確認頂くことができます。
https://overpass-turbo.eu/s/Q1m

灯篭や石碑、遊具などが追加され、細かな地物についての情報が大幅に増加していることが分かります。
GoogleMapなどにはない、地域に関する豊富な情報を備えた地図になっています。

終わりに

今回の「おにどこデータソン」では、「豊橋鬼祭」に関して聞いたり調べたものをもとに、 インターネット百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」や誰でも自由に使える地図「OpenStreetMap(オープンストリートマップ)」の編集をおこない、まちの魅力をオープンデータとして世界へと発信することができました。

そして、このイベントの成果である百科事典(Wikipedia)、地図(OpenStreetMap)のオープンデータは、「おにどこ」のアプリでも活用させて頂く見込みです!
イベントにご参加頂いた皆様、ご協力を頂き、誠にありがとうございました!

「豊橋鬼祭」にご参加頂く際はぜひ「おにどこ」アプリをご活用ください!

Code for MIKAWAの活動が漫画になったヨ!

みなさま、お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません。

世界初のオープンデータ漫画 『まち想い!シブすぎオープンデータ&どすごいシビックテック』が配信開始でございます。

この度、Code for MIKAWAでは、漫画家見ル野栄司 さんの協力により、(たぶん)世界初となるオープンデータとシビックテックをテーマにした一大感動スペクタクルをコミック化することに成功致しました!

しかも、今回紹介するコミックは著者見ル野栄司 さんのご厚意により、CC-BY4.0ライセンスのオープンデータコミック(PDF形式)として本サイトから無料でダウンロード頂けます。

Comic_Title

本書の配信が、シビックテック啓蒙における課題となる市民やエンジニアの方々に向けたオープンデータへの趣旨理解につながり、さらには、官民データ活用推進をはじめとしたオープンイノベーションへと社会を推進するための一助となりますように!

日頃、シビックテック活動に尽力されている、シビックテッカーはもちろん。オープンデータやシビックテックってなんだろう? と関心を寄せて頂いた方々も。 是非本書をダウンロード(無料)頂き、ご一読下さいませ!

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 ※印刷用のためファイルサイズが24MBありますので、ダウンロードの際はご注意ください

最後に本書の配信に際して、ハードシビックテッカー Code for GIFUの石井様より、以下の熱い帯書きを頂きました!ありがとうございます!

「すごい!すごい!どすごい!コイツらヤバイ程シビックテッカーだ(笑) 豊橋市民の「まち想い」が詰まった1冊がマンガで分かるなんて贅沢で羨ましい。」

[開催レポ]帰ってきた!うずらインキュベータ#1

帰ってきた!うずらインキュベータ タイトル

[帰ってきた!うずらインキュベータ#1 -マルチテーマ][1]
【日時】2019/7/4(木)17:30-19:00
【場所】Startup Garage (豊橋サイエンスコアに新設されたコワーキングスペース)

前回から約3年半、 うずらインキュベータが帰ってきました!
地元のIT企業「マップクエスト」が企画、復活の運びとなりました。

初回の今回は、
マップクエスト社のエンジニアによる学習成果発表会という形式になりました。
社会的に注目度の高いAIもあってか、参加者は33名と盛況のうちに終えることができました。

豊橋でアイティ勉強会カバー1

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5/20 TOYOはしごナイト2019:街飲み × オープンデータの挑戦!

今年も5/20(月)に「TOYOはしごナイト」が豊橋駅で開催されました!

昨年に引き続き、イベントの主催であるTOYOはしごナイト実行委員会様と株式会社ウェブインパクトの協力のもと、Code for MIKAWAではTOYOはしごナイトに関係するオープンデータの作成およびアプリケーションのログデータをもとにした分析を行い、街飲みイベントの改善に向けた混雑緩和のための人流の把握および需要予測に挑戦しました!

TOYOはしごナイトとは?

豊橋駅前で毎年行われている、3,500円で5軒のお店にはしごできちゃう超オトクな街飲みイベント! 参加店ではTOYOはしごナイト限定のお店自慢の料理とドリンク1杯が飲食できちゃいます。

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まち飲みイベントもデジタルトランスフォーメーション!

TOYOはしごナイトは毎回進化しています!

  • TOYOはしごナイトページ(http://www.toyohashigo-night.jp
    • デザインのリニューアル
      ※豊橋駅のあのロケットが打ち上げられるようになりました!
  • TOYOはしごマップ (https://mi.temirin.jp/contents/load/code/toyohashigo
    • チェックイン数に応じて店舗の賑わい(混雑度)を可視化する機能
    • 参加店舗のキーワード検索・絞り込み検索(エリア・営業中)・ソート機能
    • TOYOはしごナイト10周年記念企画のチェックイン抽選
      ※チェックインや検索、ソートの機能は、「TOYOはしごナイト」当日限定の機能です
  • TOYOはしごマップ(TOYOはしごナイト参加店)のオープンデータ化(https://opendatatoyohashi.jp/node/1491

アクセス数の結果

TOYOはしごナイトページとTOYOはしごマップへのアクセス数は以下の通りでした。

TOYOはしごナイトページ

  • PV数
    • 前日まで(4/15〜5/19) : 21,115PV
    • 当日(5/20) : 6,097PV
  • ユニークユーザ数
    • 前日まで(4/15〜5/19) : 7,707人
    • 当日(5/20) : 2,956UU人

TOYOはしごマップ

  • PV数
    • 前日まで(4/15〜5/19) : 35,813PV (昨年 27,964PV)
    • 当日(5/20) : 10,493PV (昨年 4,669PV)
  • ユニークユーザ数
    • 前日まで(4/15〜5/19) : 18,068人 (昨年 11,372人)
    • 当日(5/20) : 5,664人 (昨年 1,538人)
  • チェックイン数
    • 当日(5/20) : 1,438回

ちなみに、TOYOはしごナイト5枚つづりのチケットの販売数は約4,700枚という結果だったそうです!

TOYOはしごマップは、今年は昨年よりももっと多くのユーザの方にご利用頂くことができました!

TOYOはしごマップの総アクセス数(PV)は昨年の1.4倍46,306PV (当日だけで 10,493PV )、特に当日のユニークユーザ数は昨年の約3倍5,664人 に増加しており、知名度も上昇し、利用者が大きく増えていることが確認できました!

また、TOYOはしごマップのアクセス数は、TOYOはしごナイトページのアクセス数より1.7倍も多くありました!

以下の図は、当日のTOYOはしごマップの時間別のPV数です。

TOYOはしごナイト2019-当日の時間別PV数

TOYOはしごマップが昨年よりももっと多くの方にご利用頂けたことが分かります!

また、以下の図は、TOYOはしごマップをご利用いただいた日別のPV数です。

TOYOはしごマップ日別PV数

特にイベント1週間前から多くの方にご覧頂いていたことが分かります!

また、リファラーをもとにTOYOはしごナイトページへどこからアクセスしたかを円グラフにまとめてみたところ、以下の通りでした。

TOYOはしごナイト2019-リファラー分析-全体

検索からのアクセスが71%を占めており、URLやQRコードからのダイレクトなアクセスが23%、SNSからは5%、その他は1%という結果でした。

今年は冊子に掲載されたQRコードからどれだけのユーザがアクセスしてきたのかの効果測定を行えるように、事前にQRコードのURLへパラメータを付与し、アクセス元を判別できるように仕込んでおきました。 その結果、上記のグラフからも454人のユーザが冊子に掲載されたQRコードを読み取ってアクセスして頂いたことが分かりました。これは全体のユーザのうち、約4%ほどがQRコードからアクセスして頂いたことになります。

なお、当初はTOYOはしごナイトの冊子、はなまるの冊子とそれぞれの掲載冊子ごとの効果測定を行うつもりでしたが、手違いで同じQRコードを掲載してしまったため、残念ながら今年は掲載冊子ごとの効果測定は行うことができませんでした。

来年こそは掲載冊子ごとにQRコードを変え、それぞれの冊子への掲載効果の測定を行えるようにしたいと考えています。


今年行った新たな取り組みについて、ご紹介いたします。

TOYOはしごマップのチェックイン数を元にした混雑度の可視化

今年は10周年記念企画の1つである「スマホでルーレット〜チェックインチャレンジ〜」により、お店へのチェックイン数をもとに参加店の混雑度を可視化できるようにしました。

当日のチェックイン抽選には、956人からご利用頂き、合計で1,438件もありました!
当日の時間別のチェックイン数は以下の通りです。

時間別checkin

TOYOはしごマップのPV数は18時が最も多い結果でしたが、チェックイン数は19時に最も多いことが確認できました。
これは多くの方が仕事終わりにTOYOはしごナイトに参加し、TOYOはしごマップで店舗を調べてから実際にお店に訪れてチェックインして頂いたのではないかと思います。

当日の混雑度の推移の様子は以下のGIFアニメーションよりご覧頂けます。 混雑度は色で表しており、青色 < 黄色 < 赤色 へいくほど混雑状態となります。

roop_hashiomap

特にお肉や海鮮を扱っているお店が人気で、混雑度も黄色、赤色になっておりました。

TOYOはしごマップの混雑度が赤色になっている「酒と肴 おきがる割烹 ろじわら」へ実際に訪れてみると、お店の外に行列ができるほどたくさんの方がご来店していました!

IMG_7993

この結果からお店へのチェックイン数にもとづく混雑度の可視化が有効であることが分かりました!

TOYOはしごナイトでは、参加者が一部の店舗に集中して混雑してしまうという課題がありますが、この混雑度の可視化をしてユーザに示すことで、混雑度合いもある程度は平準化できるものと考えています。

普段は行かないお店へ訪れて新しいお店と出会うこともTOYOはしごナイトの醍醐味の一つかと思いますので、混雑度の解消をするとともに、そのような機会が創出できると、より豊橋駅のまちなかの活性化につながるものと考えています。

ただ、当日のTOYOはしごマップは、4,669人の方からご利用頂いておりましたが、チェックイン抽選に参加した方の割合は約20%でした。さらに、参加された方の多くが1度しか抽選をされていませんでした。 画像の黄色の枠で囲まれた内容で告知しておりましたが、参加された方々への告知が充分でなかったと思います。

toyo10000

告知をしっかり行い、チェックインへの参加を増やすことにより、より実際の混雑度に近づけることができると考えています。

また、抽選用QRコードの掲示方法が店舗ごとに異なってしまっていた点や、各店舗の席数が異なることが原因で、混雑度が正確に反映されていない店舗がいくつかありました。これはもっと早いうちに各店舗へ抽選用QRコードの掲示協力のお願いをするとともに、各店舗の席数とチェックイン数を突き合わせることでより正確な混雑度をほぼリアルタイムに可視化できるように改善できればと考えています。

TOYOはしごマップによる参加店の需要予測について

また、混雑度の可視化の他に、昨年より取り組み・考えていることとして、参加店の需要予測があります。

昨年はPV数による需要・混雑度の予測ができそうとの仮説のもと、分析をしてみましたが、多少の相関は見られるものの、TOYOはしごマップ上の店舗の表示順による影響を大きく受けてしまっておりました。

それを受けて、今年はTOYOはしごマップに表示順の並び替え機能や検索機能を新たに入れてみましたが、機能を利用した人が17人に1人だったため、大きな改善は見られず、今年のエリアごとの平均PV数をグラフにしてみても、今年もTOYOはしごマップ上で掲載順が上となる駅西(A)のエリアのPV数がやはり多くなるという結果が出てしまいました。

TOYOはしごナイト2019-エリア別の平均PV数と平均ユニークユーザ数

これをエリアごとの平均チェックイン数をグラフにした場合は以下のようになります。

TOYOはしごナイト2019-エリア別の平均チェックイン数

チェックイン数は実際の来店に基づくものであるため、地理的に不利となる駅西(A)エリアは少なく、実状に近い結果となりました。

参加店への需要予測をもっと精度の良いものにするには、店舗一覧の表示順をランダムにする、等により表示順のアクセス数の偏りを防ぎ、影響をうけないようにする必要があります。この点は今後改善していければと考えています。

また、今回新たに入れた検索機能より、検索されたキーワードの上位をグラフにしてみたところ、以下の通りでした。

TOYOはしごナイト2019-検索キーワードの分析

161種類のキーワードが検索されましたが、特に多いキーワードは「肉」でした。 多くのユーザが肉系の店舗を探していたことが読み取れますね! また、実際に以下のお店のランキング結果でも肉の写真が多いことが分かります!

2017_05_hashigohoukoku

「酒と肴 おきがる割烹 ろじわら」はチケット枚数のランキングには入っておりませんが、一番気に入ったお店アンケートランキングでは昨年は2位、今年は1位をとっており、店舗名で直接検索するほどコアなファンを獲得していることが先の検索キーワードの結果にも表れていると言えるかと思います。


また、昨年に引き続き、今年もTOYOはしごマップの参加店データがオープンデータ化されました!

「TOYOはしごマップ」のオープンデータ化

TOYOはしごナイトの参加店データは、TOYOはしごナイト実行委員会様からご了承をいただき、Open Dara HIGASHI-MIKAWA上でオープンデータとして公開されています。

スクリーンショット 2019-06-10 18.47.12

「TOYOはしごマップ」のオープンデータには、各店舗の情報をはじめ、当日のはしごメニューも掲載されています。
こちらは以下のURLよりアクセスし、データのダウンロードも可能ですので、ぜひご活用ください!
https://opendatatoyohashi.jp/node/1491


私たちの知る中でも、オープンデータを活用した取り組みにおいて、アイディア段階で終わってしまうことが多く、実際にまちのイベントへアプリやサービスをリリースし、そこから得られるデータからイベントの改善に繋げている事例はまだまだ少ないのが現状です。

そんな中で、今回の「街飲み × オープンデータ」の取り組みは、TOYOはしごナイト実行委員会のご協力のもと社会実装へとつなげることができました! また、多くの方の利用を通して得られたデータからまちの活性化へとつながる新たな知見を得ることができました!


当日の様子

TOYOはしごナイト開始30分前の様子です。スタッフの方々が最後の打ち合わせをしています! 楽しそうな雰囲気で開始が待ちきれない様子ですね。

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10周年企画の1つである「スマホでルーレット〜チェックインチャレンジ〜」も多くの方々に楽しんでもらえるように念入りに打ち合わせをしています。

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鏡開き&ふるまい酒

今年のTOYOはしごナイトは10周年ということで、地元人気店が100店舗も参加しました! また、10周年記念イベントとして開催された「鏡開き&ふるまい酒」では、長い行列が出来るほど多くの方々がお越しになられました。

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はしごメニュー

TOYOはしごナイトではいろんなお店のおすすめメニューを楽しむことができます!
「壱岐や」の海鮮丼と「肉18」の黒毛和牛の炙り寿司は絶品でした。「THE GARDEN RESTAURANT & BAR」のはしごメニューでは、バーテンダーの方が初心者にも飲みやすいような白ワインを選んでくれました!

海鮮居酒屋壱岐や
海鮮居酒屋壱岐や
肉18
肉18
THE GARDEN RESTAURANT & BAR
THE GARDEN RESTAURANT & BAR

チェックインチャレンジのアニメーション

今年行った「スマホでルーレット〜チェックインチャレンジ〜」では、店舗内のQRコードを読み込むことで、TOYOはしごナイトに参加していたお店で使用できる金券が当たる抽選にチャレンジすることができます。

抽選画面には、豊橋駅のあのロケットが月に向かっていくアニメーションが使われています。ハズレならブラックホールに落下し、当たりなら月に到着するドキドキのアニメーションは好評でした!

当日見れなかった方は、以下の動画よりご覧頂けます。


Code for MIKAWAでは今回出た改善点も取り入れつつ、今後もこういった街をもっと便利に楽しくできるような活動や取り組みにどんどん協力していけたらと思います! TOYOはしごナイト実行委員会の皆様、そしてTOYOはしごナイトにご参加頂いた皆様、ありがとうございました!

カワテク東三河開催報告:カワ好き、Wiki好き、ロボ好き、ネタ好きが集まるテクノロジーイベント

kawateku

「豊川用水通水51周年記念 川×テクノロジの祭典」のキャッチフレーズでお馴染みのカワテク東三河が2019年3月3,4日の日程で開催されましたのでレポートします。

カワテク東三河チラシ

概要

その舞台となる 豊川用水に関する歴史や文化を独立行政法人水資源機構のご担当者様にご講演を頂き、東海地方の著名なウィキペディアンとともに地域の情報を編集し、オープンデータ増進を目指します。そして、今回エントリー頂いた耐水ロボット開発者らによる愛機ご紹介と放流の意気込みを宣言頂きます。翌日にはエントリーマシンを豊川用水に放流しました。


東三河、渥美半島は大きな川がなく、干害にたびたび見舞われて作物を育てるのが大変な場所でした。そんな東三河に近藤寿市郎翁がダムで水をためて用水路を整備する計画を考案し、動き始めました。その後、1968年に豊川用水が完成しました。 51年前に挙行された豊川用水の通水式では、 大野頭首工から樽を流し通水の喜びを流域の住民と分かち合った そうです。また、その様子はNHKで全国放送されました。

豊川用水-通水式 昭和43年5月に挙行した通水式の様子 当時の農林水産大臣を迎え大野頭首工にて樽を投下-出典「水の流れとともに25年 豊川用水」より

今回のイベントでは、通水を祝う樽流しのセレモニーを現代風にアップデート! 当時の樽に見立てた通信機能を有する小型コンピュータを搭載した IoT樽を開発し、そこから取得される位置、映像などの情報をリアルタイムにインターネットで全世界に配信します。 テクノロジーを活用した情報発信を通して、豊橋市を始めとした豊川用水の流域の住民に対して、普段存在を意識することのない水路の流れを追体験頂くサービスを提供し、この地に豊かな水をもたらした豊川用水の存在を再認識頂く機会の創出を行います。

イベント概要
https://uzura.doorkeeper.jp/events/87598

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2019/2/11「おにどこ」実証実験に協力させて頂きました

昨年に引き続き、2019/2/11(日)に「おにどこ」の実証実験がおにどこ実行委員会によって行われ、Code for MIKAWAも実証実験の協力をさせて頂きました。

「豊橋鬼祭」の赤鬼と天狗の位置を表示するアプリ「おにどこ」も2年目となり、今年はネイティブアプリ化ターゲットモード、通過判定、おに熱などの新機能の追加など新たな試みに挑戦しました!
その結果、今年は 2,976人という、昨年の1.5倍以上の多くのユーザに使っていただくことができ、アンケートでは9割以上の方から便利だったと評価頂くことができました!
さらにアンケートやアクセスログのデータを用いた研究により、祭りの楽しみ方に関する様々な知見が得られましたので、本記事でご紹介したいと思います。

「豊橋鬼祭」とは

「豊橋鬼祭」は東三河に春の訪れを告げる安久美神戸神明社の祭礼として、毎年2月10日、11日に行われる愛知県豊橋市の伝統的な神事です。
約1000年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財として指定されています。
この祭りには「赤鬼と天狗のからかい」といって、荒ぶる神である赤鬼と武神の天狗が戦って、赤鬼が打ち負かされて反省する様子を表す神事があります。反省した赤鬼は償いとして、タンキリ飴と白い粉(小麦粉)をまきながら境内を出て町を駆け回ります。粉と飴には厄除けの効果があると言われています。またこのとき天狗も赤鬼を追って町を駆け回ります。
祭りに来た人たちは、赤鬼や天狗を探して町を歩き回ったり、家で彼らが来るのを待ったりします。

・【神社公式】国指定重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」
https://padlet.com/akumikanbe/onimatsuri

「おにどこ」とは

伝統あるお祭りと最新テクノロジーのコラボレーション!

「おにどこ」は、そんな「豊橋鬼祭」をより楽しむためのアプリです。町を駆け回る赤鬼と天狗の位置を配信し、祭りに来た皆様が彼らに会う手助けをします。
昨年初めて導入され、今年は昨年得た知見や反省を活かし様々なアップグレードが行われました。
昨年の「おにどこ」については、以下の記事をぜひご覧ください。

・2/11 「おにどこ」の実証実験への協力
https://uzura.org/archives/1401

「おにどこ」の概要については、以下のチラシやホームページもご覧ください。

出力見本_表 出力見本_裏
・おにどこ
https://o2doko.com/

今年行われた新たな取り組みとしては、大きく以下の4つがあります。

  • ネイティブアプリ:昨年はWebアプリとしてのみの実装でしたが、今年はスマホアプリとしても実装されました。一度アプリをダウンロードすれば、QRコードが手元に無くてもスマホから簡単に利用できるようになりました。
  • ターゲットモード:赤鬼や天狗の移動を自動で追跡する新機能 。
  • 通過判定:鬼や天狗が神社や会所を通過したら、そこを「通過済み」と表示するようにしました。どこまで進んでいるかが分かりやすくなりました。
  • おに熱:「豊橋鬼祭」に関するツイートがどこで行われているかヒートマップで見ることができる新機能。祭りが盛り上がっている所が分かりやすくなりました。

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反響と結果

ユーザ数の結果

スマホアプリはiPhoneとAndroidで合わせて1,854人もの方にダウンロードして頂きました。
祭り当日のページビューは5,624件もあり、ユニークユーザ数は2,976人になりました。
昨年のユニークユーザ数1,765人に対し、1.5倍以上に増加しています。

祭り当日のユニークユーザ数2,976人のうち、その日初めてアクセスした人は2,401人でした。
彼らがどこからアクセスしたか調べたところ、以下の円グラフに示す結果となりました。

祭り当日のユーザ流入経路

ダイレクトなアクセスが半数以上を占め、次に検索からのアクセスが多くなっています。
このダイレクトにアクセスした1,249人のうち、ネイティブアプリを介してアクセスしてきた人は775人で全体の32%、QRコードからアクセスした人は310人で全体の13%、それ以外のURLなどからアクセスした人は164人で全体の7%でした。

「おにどこ」では、宣伝のために本記事の冒頭に示したようなチラシを配布していました。事前に市役所や豊橋技術科学大学などで配布された他、祭りの当日の神社でも配布されました。
それだけでなく、神社で祭り参加者に配布されている鬼祭のしおりや、祭り当日に配布される鬼祭のチラシにも「おにどこ」のことを記載していただくことができました。
チラシやしおりのそれぞれには、「おにどこ」のホームページへのQRコードを記載していました。
これらのQRコードからの流入者が310人ということから、インターネットが普及した現在でも紙媒体から情報を得て利用してくださる方が中々の割合でいるということが分かります。

そして、今回は各QRコードからどれほどのユーザがアクセスしてきたか調査するため、QRコードのURLにパラメータを付与しており、各QRコードからのアクセスを判別できるようにしていました。
QRコードからやってきた新規ユーザ310人のうち、何人がどのQRコードを利用していたかを以下にグラフで示します。

QRコードからの流入者の内訳

大半が「おにどこ」自体のチラシからのアクセスで、祭りのしおりやチラシからのアクセスは少数でした。
理由として、安久美神戸神明社のしおりやチラシは「豊橋鬼祭」そのものに関する情報がメインで、「おにどこ」については副次的な扱いとなっていました。対して「おにどこ」のチラシには「おにどこ」の話がメインですので、そこからの流入が多かったと考えられます。そして、「おにどこ」当日に豊橋技術科学大学の学生がチラシを頑張って配ってくれたのも理由の一つです!

アンケートの結果

ユーザからの評価や、どのように「おにどこ」が使われたかを調べるためのアンケートには、374名もの人からご回答を頂きました。
回答者の9割以上の方から、「おにどこ」は便利だったとのお声を頂くことができました。

アンケートの利便性のグラフ

アンケートで昨年の「おにどこ」を使ったかどうか、使った人は昨年と今年で比べてどう変化したと感じたか質問したところ、以下の結果を得ました。

アンケート_昨年との比較

回答者の7割は今年初めて「おにどこ」を使った人のようでした。また昨年の「おにどこ」を使った人からは、昨年より便利になった、もしくは昨年から変わらず便利だと評価して頂けているようです。

また回答者がどのような立場から「豊橋鬼祭」に参加していたか訊いたところ、以下の結果を得ました。

ユーザの立場

6割は観客でしたが、「豊橋鬼祭」を運営する立場の人達も「おにどこ」を利用していたことが分かります。鬼と天狗が道中で鉢合わせしないように調整したり、神社や会所で鬼や天狗の到着に合わせて準備をしたりといった形で役立てていただいたようです。
さらに、現地には来ずに「おにどこ」を通して祭りを楽しんだ方も2割近くいたことが分かりました。以前祭りに来たことがあるが今回は来られなかった、というような方が「おにどこ」を通して祭りを楽しむなどしていたようです。

また観客の中にも、鬼や天狗の位置を知ってそこに直接向かって会いに行った人だけでなく、家などで鬼や天狗が近くに来るのを待った人など、様々な行動パターンがあることが分かりました。
昨年のアンケートで明らかになった部分もありますが、今年は回答者が増えた分だけより多く、細かな行動パターンを知ることができました。
以下に主な行動パターンの一覧を示します。

  • 鬼や天狗に会う前の行動パターン
    • 直接鬼や天狗のもとに向かい会いに行った
    • 鬼や天狗が通る道を知り、その近くに行って彼らが来るのを待った
    • 鬼や天狗がの通り道の近くで、彼らが来るまでの間に屋台に行くなどしていた
    • 自宅などで鬼や天狗が近くに来るのを待った
  • 鬼や天狗に会った後の行動パターン
    • 鬼や天狗に一度会って満足して帰った
    • 鬼や天狗を追いかけて何度も会った
    • 一旦家に帰って、しばらくしてもう一度会いに行った
    • 一旦家に帰って、その後は家から「おにどこ」を通して祭りを楽しんだ

研究による知見

豊橋技術科学大学では、おにどこ実行委員会と関わりのある学生達が、アンケートの回答やアクセスログなどのデータから様々な知見を得ようと研究を行っています。上述したユーザの行動パターンなどを知ることで、「おにどこ」の改善などに活用していく予定です。
下の記事は昨年の研究の紹介です。

・「おにどこ」実験データを活用した豊橋技術科学大学での研究のご紹介
https://uzura.org/archives/1685

「おにどこ」を最初に実施する以前、おにどこ実行委員会ではユーザの行動パターンとして、「おにどこ」を見て赤鬼や天狗の所に移動する人が主だと想定していました。
しかし昨年の「おにどこ」のアンケートやデータから、祭りの会場には来ずに遠くからおにどこを通して祭りの状況を見て楽しむ人や、鬼や天狗の移動ルートの近くであまり移動せずに鬼や天狗が来るのを待つ人など、想定と異なる行動も多々あることが明らかになっていました。
今年のアンケートでは、前述したように、それらの人達が何人程いるかを知るための質問などを入れておきました。

そして今年のアンケートからは、赤鬼や天狗が来る所に先回りして待つ人や、待つ間に祭りの屋台に寄る人など、より細分化された行動パターンを知ることができました。
今後はアクセスログから、ユーザがアクセスした際にいた位置を調べることで、前述した行動パターンの人達が実際にどれだけいたのか調査し、祭りの楽しみ方の実態を明らかにしていく予定です。

この他にもアンケートから、地元の人と他の地域から来た人で祭りの楽しみ方やアプリの使い方がどう違うのかなどクロス分析を行い、どんな層の人にどんな機能が必要とされているかを調べたりしています。

オープンデータ化

豊橋鬼祭で赤鬼と天狗が通る道筋が、安久美神戸神明社様からご了承をいただき、Open Data HIGASHI-MIKAWA上でオープンデータとして公開されています。

以前は手書きの地図などの紙媒体のみで扱われていた情報が「おにどこ」に際してデジタルデータ化され、さらに活用できるようになりました。2018年版と2019年版があります。
以下のURLより利用可能です。ぜひご活用ください!
https://opendatatoyohashi.jp/node/1631

「おにどこ」の実現まで

クラウドファンディング

今年の「おにどこ」の開発、運用に際して必要なコストを賄うためクラウドファンディングを行い、皆様から資金的なご支援を頂きました。34名の方々にご支援頂き、無事に目標金額を達成することができました。ご支援者の皆様のお名前を先ほどご紹介したホームページに記載しております。

・豊橋鬼まつり「おにどこ」への実施にご支援をお願いします! – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
https://readyfor.jp/projects/o2doko2019

開発、運用風景

「おにどこ」の開発、運用には、おにどこ実行委員会と関わりのある豊橋技術科学大学の学生も何人か参加してくれました。

以下は鬼祭当日の「おにどこ」運用チームの様子、および鬼祭の風景です。

DSC01333 IMG_6928

テレビでの紹介

なんと!この「おにどこ」、テレビに取り上げて頂きました!

地元ローカルテレビのティーズさん、そして名古屋テレビさんではレポーターの方に実際にご使用頂き、使い方もご紹介頂きました!

おにどこ2019-名古屋テレビ1

おにどこ2019-名古屋テレビ2

鬼祭当日の様子

「おにどこ」の紹介やイベント当日の様子については、素晴らしい記事を書いてくださっているので、以下の記事をぜひご覧ください!

・平成最後の豊橋鬼祭 〜2019〜
https://tasuki-inc.com/onimatsuri2019/

また、Twitterでも「おにどこ」の利用者の方々から以下のお声を頂いております。

おわりに

伝統的な祭りに最新のテクノロジーを組み合わせるこの試みも、おかげさまで2回目を迎えることができました。
今回の実証実験で、祭りの観客や運営の利便性の向上や、祭りをもっと楽しめるようにすることについて、更なる知見を得ることができました。
今回得られた新たな知見を基に「おにどこ」を継続的なものにして改良し、より皆様に楽しんでいただけるようなものにしたいです。

今後もCode for MIKAWAでは、「おにどこ」を含めて豊橋の活性化につながる様々な活動を行っていきたいと考えています。
それではまた次のイベントでお会いしましょう!

ABCD浜松(Damonde Hamamatsu):オープンデータVR手筒花火を展示させて頂きました!

2/9(土)に浜松市中区にある 鴨江アートセンターにて「ABCD浜松(Damonde Hamamatsu)」が開催されました。

ABCD浜松-会場_20190209

ABCD浜松とは…

Androidの祭典であるAndroid Bazaar and Conference(通称:ABC)の地方開催バージョンです。 ABCDは、2017年 金沢、2018年 香川に続き3回目の開催になります。

「ABCD浜松について」より
https://sites.google.com/android-group.jp/abcd2019h/about

このイベントではAndroidを中心としたカンファレンスとバザール展示が行われ、我々(Code for MIKAWA)はそのバザール展示の一つとしてオープンデータVR手筒花火を展示させて頂きました。

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