9/29(土)、10/28(日)に豊橋3大学まちづくりハッカソンが開催されました。
我々、Code for MIKAWAのメンバーもこのイベントに協力させて頂きましたので、ご紹介します。
イベントに関しては、以下のページをご覧ください。
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2018年度豊橋3大学学生まちづくりハッカソン
https://connpass.com/event/100815/ -
Facebookページ「豊橋3大学連携まちづくりハッカソン」
https://www.facebook.com/t3uhack/ -
Twitter「豊橋3大学学生まちづくりハッカソン 運営」
https://twitter.com/t3uhack
9/29(土)はアイディアソン、10/28(日)に最終成果発表という形で行われました。 イベントの様子を簡単にご紹介します!
9/29(土)
当初は9/29(土)と9/30(日)の2日間で開催されるはずでしたが、あいにく台風が近づいており、急遽 9/29(土)の1日のみに短縮される形となりました。
主旨説明
イベントのスタートは豊橋技術科学大学の大村先生からの主旨説明からです!
自己紹介
まずは参加者同士の自己紹介をしていきます。
招待講演
そして、アイディアソンに必要となるインプットタイムとして、国際化をテーマにした招待講演を聞きます。
招待講演はじまってます!
・豊橋市多文化共生・国際課
・豊橋国際交流協会
・豊橋市観光振興課各団体の取組や課題を学生と共有してます!!
招待講演はまだまだ続きます— 豊橋3大学学生まちづくりハッカソン 運営 (@t3uhack)
豊橋市観光振興課の柴田様より、豊橋市の観光都市としての位置づけや、観光資源、観光にかかわる取組みなどについて紹介いただいています。
— 豊橋3大学学生まちづくりハッカソン 運営 (@t3uhack)
TOYOはしごナイト実行委員会の松尾様からもTOYOはしごナイトの課題をお話し頂きました!
はしごナイトの課題
・アナログなイベント(冊子、アンケートなど)
・混雑状況の把握
・参加者と主催者の交流
・印刷費をかなりかけるが、冊子は1日しか使われない(飲食店マップにもなる)— 豊橋3大学学生まちづくりハッカソン 運営 (@t3uhack)
そして、Code for MIKAWAからは木村よりオープンデータの活用事例について紹介させて頂きました!
午後の部スタートです!
ウェブインパクト(Code for MIKAWA代表)の木村さんからオープンデータの活用事例などを紹介していただいてます!!この後、アイデア出し、チームビルディング、アイデアソンと進んでいきます。
— 豊橋3大学学生まちづくりハッカソン 運営 (@t3uhack)
アイディアソン
インプットタイムを終わった後は、いよいよアウトプットしていきます!
…の前に準備運動でみんなでジャンプして体をほぐします。
そして、ギブリーの村上さんの進行で、本日のメインとなるアイデアソンが始まりました。
アイデアの発散をしていくためにまずは個人ワークとして、「豊橋×国際化」というキーワードで思いついた言葉をどんどんシートに書き込んでいきます。
書きだしたアイディアはみんなで共有!
共有したキーワードから各自、アイディアシートにまとめていきます。
書き終えた後は、投票タイム!
全員席を立ち、各テーブルに置いてあるアイディアを見て、良いと思ったアイディアに星マークをつけていきます。
星を多く獲得した4つのアイディアから自分が取り組みたいと思うアイディアを選び、チーム編成です!
そして、チームごとに本日の成果発表に向けて、アイディアを練りました。
各チーム発表
9/29(土)時点でまとまったアイディアを各チームとも発表していきます。
チーム名:雨ふりバス停
過去のバス運行データなどからリアルタイム乗車率を把握するシステムを作るとのこと。
チーム名:食禁(スーチー)
インドネシアの友人が、日本の食べ物は宗教上食べられるのか?と困っていたことがあり、これを解決するシステムを作るとのこと。
チーム名:RSC(リスク)
海外の人が分かりづらい、日本ならではのホンネ?タテマエ?をクイズ形式で学んだり、辞典として確認できるシステムを作るとのこと。
チーム名:トランスレーターズ
難解な三河弁を翻訳するシステムを作るとのこと。
ここで発表したアイディアは、10/28(日)の最終成果発表に向けて、実装と発表資料の作成を行っていきます。
そして、一か月後…
10/28(日)
いよいよ、最終成果の発表会です!
発表
1チーム目:食禁(スーチー)
宗教上の理由で食べられないものをチェックできるように、宗教名や製品名のキーワードから検索できるAPIを作成しました。 アプリ名は「NGFOODS」。
データ作成にあたっては、約200件をデータ化したとのことです。
今後は画像認識により宗教上食べられるかどうかを判別したり、飲食店検索サイトと連携することで視覚的に入れる店かどうかを確認できるような機能を提案してくれました。
また、多言語化にも対応していきたいという構想もあります。
2チーム目:RSC
日本人特有の「本音」「建前」をクイズ機能や辞書機能により学べるアプリを開発してくれました。
クイズは3択式で、辞書は10件用意し、アプリのデモを披露してくれました。
3チーム目:雨降りバス停
バスダイヤの確認やイベント情報などによる遅延予測ができるアプリを開発してくれました。
遅延予測は、イベントの情報や天気の情報をもとに算出しています。
今後はユーザーからの到着報告も予測の材料に含めたいとのことです。
予測に必要なデータをもっと増やし、精度を上げることが今後の課題です。
4チーム目:トランスレーターズ
三河弁を標準語や英語に翻訳する機能を、三河弁を約200種類ほど収集し、LINE BOTとして開発してくれました。
今後は多言語化にも対応していきたいそうです。
そして、厳正なる審査の結果…受賞者が決定しました!
結果発表
マップクエスト賞:食禁(スーチー)
Shaxware賞:雨振りバス停
ウェブインパクト賞:トランスレーターズ
商工会議所賞:RSC
最優秀賞:トランスレーターズ
集合写真
結果発表後には全員で集合写真をとりました!
まとめ
今回の成果は、各チームとも実用性のある課題に取り組んでいたことがとても印象的でした。 また、9/29(土)の1日に短縮されたにも関わらず、10/28(日)までの間でみんなで協力して 最終的な成果としてプロトタイプを作り上げていたのが素晴らしいと思います!
ここで出来上がった成果はぜひ東三河ビジネスプランコンテストやMashup Awardsを 目指してブラッシュアップして出すことを期待しています!
それでは!