2019年1月20日(日)に「似科展 シビックテックはアートだ!ギャラリー創作ワークショップ」を、Code for AICHI、Code for GIFU、Code for MIKAWAの共催で開催いたしました。
このイベントは平成30年度豊橋オープンデータワークショップ等開催費用補助金の助成をうけて、実施しました。
シビックテックとは?となる人も多いのではないでしょうか。
シビック(civic:市民) + テック(tech:テクノロジー) を組み合わせた言葉で、市民自らがテクノロジーを活用し、社会課題を解決するコミュニティ活動のことを意味します。
新しい公民連携の姿を市民に広く、わかりやすく、お伝えする普及啓蒙活動も、シビックテック団体の重要な役割のひとつなんです! 今回は、シビックテック活動を展示するギャラリーを参加者と共に創作することにより、市民に広くシビックテック活動を作品として鑑賞頂く機会の創出し、シビックテックの認知向上を目指します。また、オープンイノベーションを背景とした社会的活動意義への理解を深めてもらう、“きっかけづくりの場”をつくることを目的としています。
場所は、豊橋駅から歩いて5分の開発ビル1階。
そして、今回は、「オマージュとシビックテック啓蒙の夕べ」と題しまして、中澤 勉さんにパネルディスカッション形式で対談を行っていただきました。 真ん中に座ってらっしゃる方が中澤さんです。
中澤さんは豊橋競輪のポスターの制作もされている方で、今回は市民啓蒙におけるオマージュによる表現の追求者として、地域に愛される作品創作の秘訣などを教えていただきました。 現在制作されているの作品の多くはパロディーもので、これは地元の方の声を取り入れた結果だそうです。
これは中澤さんの作品の1つで、土曜の夜8時を心待ちにしていた、あのワクワク感が蘇る人も多いのではないでしょうか。 白熱の「ちぎり賞争奪戦GⅢ」ドリフ世代にはたまらない至高のオマージュですね(´艸`*)
作品一つ一つ、念入りに企画・打ち合わせを行い、現役の競輪選手を起用したものも数多くあるそうです。 中澤さんの過去の作品の一部はこちらの豊橋けいりんさんのHPからもご覧いただけます。
www.keirin.toyohashi.aichi.jp/makuru/wallpaper1.html
今回は、中澤さんと豊橋競輪事務所さまのご厚意により、この作品を含む、厳選された施行のオマージュ作品を特別に展示させていいただけることになりました。ありがとうございます。
中澤さんとのディスカッション後は、ギャラリー創作体験を行いました。
シビックテックの活動やイベントを通じて紡ぎだされたクリエイティビティに、アートという新たな視点を与え、ワークショップ参加者達と作品の解説書きを添えて展示設営を行います。
今回は、Code for AICHIさん,Code for GIFUさんの作品に中澤さんの作品を加え、展示設営を行いました。
Code for GIFUさんからはアプリを使った作品までお持ちいただきました。
みなさんに素晴らしい作品の数々をお持ちいただきました。 これらの展示は、1月20日(日)~1月24日(木)まで展示してあります。(一部20日のみ展示)
最後にみんなで写真撮影を行いました。
展示をおこなうにあたって、他団体の方とも切磋琢磨し、個性ある作品をうまく融合することができたと思います。 普段はなかなか交流のないかたともコミュミケーションをとることができ、新しい考えやアイデアの共有ができました。
また似科展を通じて、シビックテックをより身近なものと感じていただくことができました。 シビックテックや社会的活動などと聞くと難しく感じますが、今回行った展示会のように誰でも簡単に参加することができます。 たとえ小さくても、何事も一歩踏み出すことから始まるということを実感できました。 多くの方にシビックテックに興味をもってもらえるきっかけとなれば幸いです!
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おまけと言っては何ですが、懇親会を豊橋冬の風物詩 おでんしゃ にて行いました。 走る屋台と呼ばれるこのおでんしゃ、街中を走る路面電車の中で普段は味わえないノスタルジックな時間を楽しめました。