Code for Japan Summit 2017@しあわせの村に参加してきました

2017/9/23,24の2日間、兵庫県神戸市のしあわせの村にて開催されたCode for Japan Summit 2017へCode for MIKAWAのメンバー4人で参加してきました。

これでCode for Japan Summitへの参加は去年の横浜市に引き続きで2回目の参加です。

参加したセッションについて簡単に紹介します。

1日目

「ギーク公務員が行く!」

Code_for_Japan_Summit_2017_ギーク公務員が行く

このセッションでは、様々な地域で活躍されているギークな公務員3人による濃~いお話しが聞けました。

まずは、エンジニア顔負けの高機能なGIS、ひなたGISを開発した落合さん。
最大の敵はできないと決めつけること。
普通の公務員でもやればできるというお話しがとても印象に残りました。

次に北海道森町の山形さん。
田舎だからこそICTが必要であり、ひぐまっぷのシステムを使って1年かかった作業が瞬時に終わるようになった等、業務時間の改善のお話しを聞くことができました。

最後に会津若松市の目黒さん。
会津若松市では住民基本台帳データの更新を毎日GISに反映しており、常に最新の住民データが位置情報とともにGISに搭載されているというお話しが印象的でした。
また、MIKAWAでも考えていた、オープンデータの考え方を漫画を使って表現する取り組みをされている点も参考になりました。

「シニアプログラミングからの一億総プログラマー計画」

Code_for_Japan_Summit_2017_シニアプログラミングからの一億総プログラマー計画

AppleのWWDC2017で最高齢開発者(82歳)としてApple CEOのティム・クックにも紹介された若宮正子さんからHinadan(ひな壇)というiPhoneアプリを作った経緯やその過程についてお話しが聞けました。
また、そのサポートをされた小泉 勝志郎さんからも色々と開発の裏側のお話しを聞くことができました。

このお話しを聞いて、ご年配の方でもやる気次第で楽しみながらプログラミングできるということを知っただけでなく、まだまだ若者である 我々エンジニアも負けてられないと、かなりモチベーションがあがりました。

「21st Century Government – Design for People’s needs」

Code_for_Japan_Summit_2017_21st_Century_Government-Design_for_People’s_needs

Code for Japan代表の関さん、神戸市長の久元さん、元総務大臣補佐官の太田さん、株式会社ウィズグループ社長の奥田さん、神戸デジタル・ラボの村岡さんによるパネルディスカッションを行うセッションでした。
議題は会場にいる人があげたものを取り上げてディスカッションを行う形式でした。

この話の中でも特に、村岡さんのおっしゃった、ハッカソンに出るのもいいけど、それよりも自分で考えた作りたいものがあるならば、すぐに作ろうというお話しがとても印象的でした。

2日目

「ブリゲートLT」

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Niigata、OSAKA、Nagoya、IKOMA、Chiba、GIFU、Numazu、Tokyoの8つのブリゲートのお話しが聞けました。
各ブリゲートともその地域にあったイベント開催やアプリ開発をされており、とても参考になりました。今後のCode for MIKAWAの活動にも取り入れられるところがあれば、ぜひ参考にしていきたいです。
また、次回はぜひ Code for MIKAWAもライトニングトークに参加できればと思います。

「地域コミュニティをITがつなぐ、まちづくり」

Code_for_Japan_Summit_2017_地域コミュニティをITがつなぐ、まちづくり

これは我らがCode for MIKAWA代表の木村さんも登壇したセッションです。
Code for MIKAWAの木村博司さんとCode for KAWASAKIの小俣博司さんのW博司のコラボレーションでお届けしました。

Code_for_Japan_Summit_2017_W博司

Code for KAWASAKIの小俣さんからは、参加型データ社会という”多様な参加方法でデータを使いたい・作りたいと思える社会に”とスライドで紹介し、Wikipediaタウン、シンジョーまちなカレッジ、ふらっと~シリーズ、など 様々な活動をコミュニティでされているお話を聞くことができました。

Code_for_Japan_Summit_2017_小俣さん

Code for MIKAWAの木村さんからは、Code for MIKAWAのこれまでの活動を紹介しました。
最初は地域IT技術者の勉強会のうずらインキュベータに始まり、そのコミュニティ内で 地元ITエンジニア、豊橋市役所職員、地域の大学が協力する産官学連携が生まれ、CIVICTECHへつながっていったこと。またオープンデータを活用した「てみりん」やこれまでに取り組んできた活動、これから取り組むイベントなどの紹介もしました。

Code_for_Japan_Summit_2017_木村さん

最後は質疑応答&ディスカッションで会場の人から質問を頂き、それに関するディスカッションを会場を巻き込んで行いました。

Code_for_Japan_Summit_2017_質疑応答&ディスカッション

以上が、1泊2日で参加したCode for Japan Summit 2017で印象に残ったセッションです。

Code for Japan Summit 2017では、上記で紹介したセッションをはじめ、素晴らしいお話しをたくさん聞くことができました。
また、セッションだけでなく、1日目の夜の懇親会で他の地域で活動されているCode forの皆さんと知り合うことができました。その場では名刺交換だけにとどまらず、Code for の各地域同士で連携・協力していきたいといった 今後のお話しも出てきました。

Code for Japan Summit 2017のセッションで知った、様々な地域のCode for の活動内容も参考にしつつ、Code for Japan Summit 2017で知り合った全国のCode for の皆さんの情熱に触れて 上がったモチベーションをもとに Code for MIKAWA の活動もこれまで以上に頑張り、三河地域をもっと盛り上げていきたいと思います!

せひ来年の Code for Japan Summit にも参加したいです!